ハンカチ準備して！皆！！
今日は菊りんちょっと工場内にいる事が多い日なんですけど
菊りんが工場内でうろうろしている間に凄いお電話頂いたんですよ！
もうね！菊りんも歳だからね、こんなの泣いちゃう！
凄いですよ…
画像見てお察しですが江戸ッ子煮に関するメッセージをお電話にて頂きました
どうしよう！泣いちゃう！今朝方この江戸ッ子煮の製造の問題で話をしたんですよ…
予定数量出来てないって…終了時間に間に合うはずなのになぜか予定数より少なく上げてて…
この辺りはまあちゃんと調査と意識の統一をしなきゃなんですけども

良いんですよ、菊りんの愚痴は要らないんですよ
いやぁ～江戸ッ子煮の歴史を知る凄いお電話…これ年代的にアール・シーの先駆けになる会社の頃の
お話しなんですよ
だめだ、画面が曇ってきたよ…（人の心が解らない菊りんにも何とかですね）

広島県三次市在住の85歳の女性から頂いたお電話
当時その方は９歳だったそうです
約76年前疎開先で1～２歳上くらいの同年代の女の子が食べていた缶詰に憧れ
お母様に食べたいと所望されたそうなのです
ずっと探していたけれどなかなか見つからなかったそうです
76年前、1945年ですよ…第二次世界大戦の真っただ中ですよ…
物も少ない時代です…
そんな事があったその年、８月５日に一度帰宅しようとしたそうなのですが…その日の切符が買えなくて
汽車に乗ったのは翌日だったそうです…
解りますよね…1945年８月６日原爆によりお母様は亡くなられたそうです
その後も思い出の缶詰を探し続けてくれていたそうです
そして76年後…広島県を中心に展開するスーパーマーケットチェーン店にて発見されたそうなのです
早速ご購入頂きお仏壇にお供えして頂いたそうです
美味しく頂いてくれたら嬉しいな…

ダメだ…菊りん泣いちゃう…凄いですよね、江戸ッ子煮…
76年前なので江戸ッ子煮で間違いないと思うんですが
製造地近辺でほとんど売られてない珍奇な缶詰江戸ッ子煮！
ノスタルジックでメランコリックなレトロ可愛い江戸ッ子煮！！
ネーミング由来が既に関係者でも謎に包まれているミステリアスな処も魅力の江戸ッ子煮…
嗚呼江戸ッ子煮

どうしよう…食べてみてから
なんか思ってたのと違ったな、思い出補正って怖いな
って思われたらどうしよう…いや！美味しいはず、美味しいはずだよ
でも仏様が食べちゃってるからちょっと美味しくなくなってたらどうしよう
プラシーボかもですがお供えした物ってなんか味気なくなりませんか？
そんな事無い？まあいいや、そんな感じで、ノスタルジックでメランコリックなお話し
皆に共有します、有難うございました