昨日とある電話が有りまして、恐らく一般のお客様なのですが
「御社のカレー、レトルト屋さんのカレーってありますよね、あれは温めずに食べても良いのですか？」
とのご質問のお電話を頂きました

菊りん無い頭を一瞬でひねらないといけなかったのでめちゃめちゃもごもご言いながら返事しました
とても不審な返答だったと思います、大丈夫です、ちゃんと従業員です（ちゃんとした従業員かどうかは別ですが）

さて、一般的なレトルトカレーですが、単刀直入に申しますと
レトルト商品及び缶詰は冷たいままでも安全にお召し上がり頂けます

電話対応中の菊りんの頭の中ではこんな事が脳裏に流れていました↓
半調理状態で袋に詰め、殺菌で完全調理されるのがレトルトカレーだけどラードとか使ってるから冷たいと美味しくない！
おジャガのデンプン質が冷たいままだとざらっとしてて美味しくない！
どう答えよう！！安易に「大丈夫ですよ～」って答えて美味しく無かったよ？冷たいままで大丈夫なの？！って言われたらどうしよう！
どう答えよう…！
無い頭で固めた答え↓
「温める事を前提に開発しているので温める事を推奨していますが調理済食品ですので冷たいまま食べて頂いても安全面ではまったく問題無いです」
…間違ってはいないけれどお客様の訊きたかった事としての回答として正しかったのであろうか？
パッケージの食べ方説明に、温めてお召し上がり下さいの表記しか見当たらなかったから気になってお問い合わせ頂いたようです

上記内容と重複する部分が有るのですが、弊社では現在温める事を前提としたレトルト商品しか無い為「冷たくても大丈夫」の表記をしていないのですが
日本缶詰協会様のサイト内に説明が有るのですが、レトルト及び缶詰食品は完全調理済食品ですのでそのまま召し上がって頂いて問題無いんですね
ただ、冷えてると風味や食感等の関係で不味いと感じる可能性はあります、人それぞれ嗜好が違うので何とも言えない所です
ただ、レトルトの「調理済み食品である」こと、そして「製造から基本的に2～3年保存が可能」という特徴から災害備蓄としても推奨されています
個人的に缶詰の方はぱっかーんと開けてそのまま食べますね
勿論温め直しても美味しいんですけれど…カレーの方はやったこと無いです
今度そのままで食べてみようかなぁ…

メーカーによっては「冷たいままでも美味しい」「お弁当に入れれる！」事を売りにした温め直さなくても大丈夫な商品も有りますよね
どのように違うのか気になったのでちょっと調べてみました
冷たいままでもお召し上がり頂けますの表示をしているメーカー様の場合冷たくても美味しく食べれるように原料等工夫しているみたいです
勿論企業秘密でしょうから詳しい情報は解らないのですが噂では口触りや油分などの分離がされにくい工夫をしているのであろうとの事でした
某大手様の原材料表示をみた所パーム油やトウモロコシ油等の植物性油脂を使用しているようです

パッケージ表示に関しては文言の一部に調理済みの意味を含んだ物が有る若しくは制定されている表記の仕方の関係で決まった文言を使用する等
有るのかも知れませんのでまた社内ではなしてみます

そんな感じで、参考にして頂ければ幸いです